街は冬に踊る

街が光纏う 吹き抜ける透明な風
ブーツも踊り出しそう 今にも
街が夢を纏う 行き交う人々の流れ
飛び立ちそうな足取り
四角い空 飛行機雲
冬枯れた銀杏の列
木枯らしが弧を描く
低く 高く
赤い頬 黒い犬
タータンチェックの包装紙
大好きな冬が来た
コートの襟を立てよう 手袋を選ぼう
ひとり胸張って歩こう 誰も振り向かない
傾いて目映えゆい日差し 奇跡のよう
石畳 白い息
ココアの甘い誘惑
マフラーに頬うずめ
かじかんだ空気吸い込もう 肺満たすくらいに
街が冬を歌う 鈴の音がほら降り注ぐ
君や僕の肩の上に
街が冬に踊る ごらんアステアも真っ青
パレードの始まり
陽が落ちてランプが灯る 目覚める星達に
高鳴る胸と急ぎ足 誰もが ほら
街が光纏う 吹き抜ける透明な風
ブーツも踊り出しそう 今にも
街が夢を纏う 行き交う人々の流れ
飛び立ちそうな足取り

今すぐ私に愛に恋。

天てれメインサイト。

0コメント

  • 1000 / 1000